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2005/03/26

預金通帳紛失

福岡で地震があった日のこと。
部活動を終えて家に帰ってくる途中、5冊の預金通帳に記帳するため、2つの銀行に寄りました。
2つ目の銀行でバッグの中を探したけど、持ってきたはずの預金通帳が2冊ない。
銀行で、2冊の通帳が家にあるのか、帰宅しているはずの妻に確かめようにも、この日は地震のため携帯がつながりませんでした。
持ってきたと思ったけど、家に忘れたのかもと思い、たいしてまわりを探さずに帰宅しました。
ところが、あるはずの引き出しにその通帳はない。
顔から血の気がひいていくのが分かりました。
そのことをぼそっと妻に報告すると、案の定血相変えて怒られました。
すぐに自分一人で飛び出し、心当たりのある2つの銀行、歩いた道、学校の体育館、校内・・・探しましたが、見つかりません。
帰ってくると、もうすでに妻は銀行に電話し、妻名義の通帳は引き出しができないようにしていました。
そうです。私は妻名義の通帳をなくしたから、妻にひどく怒られたのです。
実は、私名義の通帳が2冊のうちの1つでした。
私も妻に習い、すぐに同じ銀行に電話し、通帳を止めました。
それから次の一手。(まるでライブドアとフジテレビの攻防)
もしかして心優しい人が拾って届けてくれているかも知れない。
今度は妻と2人で、交番へ行き、紛失届を出しました。(心優しい人はまだ現れていなかった)
中学校の体育館を開けてもらい探しました。ない。
学校内で歩いたところをもう一度下を向いて歩く。ない。
ダメもとで、最初に寄った1つ目の銀行に行ってみました。やっぱりない!
「ここのATMで下ろして・・・」と説明を妻にし、備え付けのゴミ箱などを探すうち、鍵付きの忘れ物BOXが目に入りました。
BOXに差し込むわずかな光を頼りに中をのぞいてみると見覚えのある通帳が!
BOXは鍵がかかっていて開かない。(休日のため)
妻が「ここにあるインターホンで話してみたら銀行の人が出るっちゃない?」
私はその通りにするしかなかった。
インターホンで銀行の人と話してみると、ATMに置き忘れていた通帳2冊を次に来たお客さんが届けて、そのままこのBOXに入れたとのことでした。(心優しい人はここにいた!)
ほっとしました。この瞬間、青ざめた顔が元に戻りました。
通帳は、1つ目の銀行から2つ目の銀行を経由して、手元に戻るとのことです。
交番へ行って紛失届撤回!
IMG_0137そして25日、無事2冊の通帳が戻ってきました。
妻と私の2冊の通帳。預金額の差は46倍。どちらが多いかは、ここまで読んでくださった方なら分かるでしょう。
その日の夜は、この一件でしっかり、しっかり焼き肉をおごらされてしまいました。

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