春、子供の頃
3月、学年末の忙しい時期に教頭と他4人の先生方と昼の食事に行った。
天気が良く、学校で新年度の教育課程編成や校内人事の仕事をほっぽらかして、のんびり散歩か昼寝でもしたい気分だった。
ふと教頭が、「カエルの卵いらんね。」と聞いてきた。「家に取って来とっちゃんね。」
一人の先生Aが「いりません。」「でも子供はそんなの好きやね。」という話から子供の頃、動物で遊んだ会話になっていった。
先生A「小さい頃は生き物と遊ぶのが楽しかった。」
先生A「カエルの口に2B弾?(私は知りません、爆竹みたいなもの?)を入れて爆発させてた。」
先生B「それ、遊ぶんじゃなくていじめよるんじゃない?」
女の先生Cも「そういえば、小さい頃カエルの卵をスライムみたいに両手で握ってぐちゃぐちゃしてた。」
教頭「子供は観察好きだから、オタマジャクシを家に飼ったらずっと見よるよ。少しずつ変化するのが楽しくて。」
「カエルの脚が生えるのは、前足が先か後ろ足が先かって。」
女の先生C「ああ、アリの行列をじっと長い時間見てた。」と言った。
私は「そうそう、そしてアリの一匹をひょいとつまんで、クモの巣に引っかけてた。」
「小さい頃にそういう遊びをしないと、命の尊さはわからん人間になる。」と私は思っていることを言った。
先生A「かくれんぼでも山に入って、見つからないようにじっとしてたらヤブ蚊がたくさん止まって、ものすごくかゆかった。それでも我慢してじっと声も出せんかった。」
まだ20代の女の先生は、幼い頃は都会で育ったらしく、そういう経験があまりないようだ。
みんなの話に耳を傾けて、時々一緒に笑っていた。
私は、その話題については、まだまだネタはあるのだが、時間がなくてもうそれ以上は話さなかった。
(「ハエを捕まえて、ビニール袋に入れて・・・」「カマキリを水の中に・・・」など)
4月、春、天気がいい。
部活も休みにしたし、春の風を感じに公園でも子供を連れて遊びに行こうか。
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