5年前の卒業生
先週の金曜日、ひょっこり卒業生(女の子4人)が中学校に遊びに来た。ちょうど部活動が終わる18時半くらいだったかな。
聞くともう大学2年生。私が今の中学校に来て、最初に新入生として迎え、担任をしたときの教え子(4人中2人)だ。私も今の学校に赴任して、今年で8年目と長くなった。
最初、「先生、私たちの名前忘れたろう?」と言われ、確かに・・・・・。ここのところ忙しかったので、なかなかモードが切り替わらない。こんな時、本当に思い出せないならば、女の子の場合、「んー、綺麗になって誰か分からん。」と言うか、大胆に「名前何やったかね。」と聞き、「○○よ。」と言われれば、「そりゃあわかっとる。下の名前は何やったか聞きよるったい。」とはぐらかす。幸いにもこの時には、4人とも名前は思い出せた。
しばらくの間、職員室前の廊下で当時の事などを話す。「ところで今日は何しに来たと?」「体育館を借りて、みんなでバレーボールしようと思って。」確かに4人とも中学時代はバレー部だった。「まだ、□□君も来るんよ。」大学生で特に運動サークルに入っていないならば、時々体を動かしたくなるらしい。
懐かしさもあって顔がほころび、話の端々で笑いが出る。親しく話す中にもさすが大学生、きちんとTPOをわきまえている。薄化粧をしたり、髪を染めたりしているが、卒業生だから気にならない自分がいる。この子達が卒業して、もう5年も経つんだなあ。
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