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2005/06/03

編み物から調理実習へ

私の中学校では、中学3年生で選択授業が週に3時間ある。生徒は3時間それぞれ違った教科を選択し、受けることになっている。120名余りを6コース、3コマ(3時間)に分けるのに苦労したが、男子で家庭科を希望している生徒が数名いた。また同じように音楽も。

最初に選択希望アンケートを採るとき、家庭科の先生は、「編み物をします。」と言っていたが、金曜日の選択家庭科には、女子16~17名の中に混じって男子6名が入っていたので、編み物から調理実習に変更したみたいだ。私や数名の先生が考えても、「千と千尋の神隠し」に出てくる「坊」みたいに無駄に大きいやつや「ゲゲゲの鬼太郎」に出てくる「子泣きじじい」、「はじめ人間ギャートルズ」に出てくる「ドテチン」みたいな男子が、せっせと編み物をしている姿は想像できない。これで正解だと思う。

しかし、これでよかったと終わるはずがない。調理実習で作ったデザートが次々と職員室の3年担当の先生の所へやってくる。「洋なしの入ったクレープ」「回転焼き」など・・・。
普段からきちんとしている女子が作ったものは、どの先生も安心していただいているが、そうでない場合、あれやこれや先生達で悪口的冗談を言いながらおそるおそる食べる。(後でいろいろ言われている事も生徒は知らないでニヤニヤしながらデザートを持ってくる)
後の方になって、とうとう恐怖のデザートがやってきた。

そう、純粋に男子だけのグループで作った「わらび餅」。「エー、これがわらび餅?」と思わず声が出るが、家庭科の先生にきな粉をかけてもらう。んー、それらしくなるから恐ろしい。「これ、あの男子が作ったんですか?」「えっほんと!これ、手で触ったの?」
なかなか箸が出ない。それでも食べ・・・「味がない」「甘みがない」。さらに砂糖を上からまぶす。私はその先からもう食べなかった。「クレープ」「回転焼き」はまあおいしかった。さすが女子生徒。

せっかく持ってきた生徒の手前、残してはいけないと最後は体育の若い先生が食べてくれました。先生方、今晩お腹は大丈夫でしょうか。
でもこれから先、金曜日の選択家庭科はどうなるのだろう。

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