新チーム始動
今日から新チームとしての部活動練習を始めた。といっても引退する3年生がいない2年生チームだったので、今までと同じメンバーである。
じっくり基本から作っていこうと思っているので、今日はサーブを打つ時だけしかボールを使わず、ほとんど筋力トレーニングだった。8:30~13:00の練習で生徒は相当きつかったみたいだ。
練習を始める前に生徒に話しておきたいことがあった。それは次のような内容である。
「バレーボールの技術だけ上達しても試合では勝てない。本当に強くなるためには、心も鍛えていかなければならない。礼儀をわきまえ、あいさつができる。どんな状況でもあきらめない。苦しくても頑張り通す。みんなと協力し、声を出す。ルールが守れる・・・・。」というような内容だ。
「実際に技術を持ち、チームとして強くても、普段がいい加減な生活(学校生活)をしていれば肝心なところで試合を落としてしまう。暑くても集中して話を聞く。授業を受ける。時間に遅れない。こういう基本的なことができない者がいるチームは、大事なところで踏ん張りきれない。どうでもいいような?どうしてこういう決まりがあるんだろうと首をかしげたくなるようなことも、そういう決まりがあるならばきちんと守っていくことが大事。」
「たとえば、バレーボールのサーブは、笛が鳴って8秒以内に打たなければならない。8秒以上かかれば反則である。どうして8秒なのか。理由はあるだろうが、(最近はジャンピングサーブを打つことが多くなったので、そのトス上げなど時間を要するから5秒から8秒に変わったと私は理解している。)そういうルールなのだから、守らないと試合にならない。」
「学校や社会の中でもルールや規則がある。守らないと人に迷惑をかけてしまう。人に迷惑をかけない場合でも、自分の勝手な意志で判断するのではなく、我慢してルールを守っていくことが、自分の心を強くし、チームの絆を深め、チームを強くすることにつながる。」
「そういう我慢できる、苦しくても乗り越えられる、みんなと協力して声が出せる人、チームになって欲しい。」ということを話した。まずは蒸し暑い体育館内での練習に耐えられるかだ。今日流した汗や努力を積み重ね、1年後に笑顔と自信で中体連を迎えられるようになって欲しい。
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