回転寿司

夕方、家族で寿司を食べに行った。なんか贅沢なようであるが、寿司屋と行っても回転寿司屋である。

昔（私が子どもの頃）は家族で特別なことがあれば、寿司屋に行って食べたり、出前注文を頼んだりしていた。今は、寿司屋に出前注文をすることはあるが、食べに行く時はもっぱら回転寿司屋になっている。この方が自分の好きなものを選んで食べられるし、お腹の具合（懐具合もあるが）と合わせて食べる量を調節できる。

でも娘達（娘に限らず今の子ども達）は、回転寿司屋が本来の寿司屋と思ってしまわないだろうか。寿司が回転していないと寿司屋じゃない って。
聞いた面白い話がある。

おじいちゃんが孫（男の子）に寿司屋に連れて行ってあげると寿司屋に連れて来たはいいが、孫はここは寿司屋じゃないという。だって寿司が回転していないから。すると寿司屋の大将が「ごめんね坊や、うちは寿司は回ってないんだ。だからこれで勘弁してくれ。」って、寿司が入った寿司桶を手でくるくると回し始めた。これで孫に許してもらった。後日、孫の言う寿司屋（回転寿司屋）に行った時、おじいちゃんが「何でも注文していいよ。」と孫に言ったところ、プリンやジュース、デザートなどを孫は注文した。それって寿司じゃないだろう。

我が娘も似たような感じである。それにしても回転寿司屋は寿司の種類がたくさんある。

回転寿司屋での私の５大不思議
①自分の食べたいと思うものはなかなか流れてこ ない。
②普通、皿に２貫ずつ入っているので、私は同じものを２皿以上は取ることはあまりない。
③この店に来ると必ず、「鰯の団子汁」を注文する。
④デザート類は取らない。
⑤なぜか安い皿の寿司だけ食べている。