アイランド花どんたく
福岡市で開催されている「アイランド花どんたく」に家族で行ってきました。
テーマ館で展示してあるたくさんの草花の中で、一番見たかったものは、「青いバラ」です。
英語で「BLUE ROSE」(青いバラ)は「不可能」や「ありえないこと」の代名詞として使われています。現在まで、世界中で2万5千種以上のバラが作り出され、 その色は赤・ピンク・白・黄色など様々です。しかし青系と呼ばれるバラはこれまでにもありましたが、青色色素を持つ「青いバラ」は存在しませんでした。
今まであり得なかったことをサントリー株式会社がオーストラリアの企業と協同で、14年の歳月をかけて、本当に青色色素 をもつ「青いバラ」の開発に世界で初めて成功したのです。実際は青というより薄紫かなという感じでしたが、バイオテクノロジーのすごさに驚きました。残念なことに写真撮影出来ませんでした。
また、国内では幻となっている「ハカタユリ」も見ることができました。
これは、鎌倉時代に中国との交易で博多へ渡来したため、「ハカタユリ」の名称がついたとされています。球根は栄養価が高く、食味も最高とされ、中国では不老長寿を願い食用や薬用として王朝等への献上品となっていました。きちんとガラス張りの展示箱の中で、温度と湿度管理がなされていました。
それから昨年の台風で倒れてしまった樹齢約330年の行者杉の根株も迫力がありました。
バラの花びらを使って絵を描いたじゅうたんや英国王立園芸協会が所蔵する植物画も見事でした。あとは、食虫植物、花の迷路、ガーデニング展示などがありました。またアジア屋台やアジアン雑貨を集めたショップもあり、一日中楽しめます。
今日は天気が良く、広い公園内でたくさんの綺麗な 草花を見ることができ、癒されました。
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