校内授業研究
今日、校内授業研究があった。2年生の1クラスでは英語の少人数授業を、3年生の1クラスでは理科の少人数授業をし、あとのクラスは自習にして、全教師がその2クラスに別れて授業参観した。
理科は天体の単元で、地球と太陽の位置関係から、地球上の方位や時刻がなかなか理解できない生徒の基礎クラスと理解できている生徒の発展クラスとに分けて行った。
前時に簡単なテストとアンケートを行い、基礎クラスを12人、発展クラスを19人に分けた。 前日までに別のクラスで二度、今日の少人数授業を行っていたこともあり、その反省から学習プリントや板書を少し工夫して、授業に臨むことができた。そして何よりも生徒がよく活動してくれた。
私が、この授業研で他の先生方に見てもらいたかった所は、少人数授業で、それぞれの生徒に合った教材を用いて授業を行うことで、積極的に生徒が活動し、お互いに教え合いながら理解を助けるという所だ。
授業が終わってからの協議の中で、県の指導主事の先生にも「モデル教材がそれぞれのクラスにとても有効だった。」「どの生徒もモデルを扱い、積極的に活動していた。」また、「スモールステップで、自己評価を取り入れたところが良く、わからない生徒に班の中で教え合うという交流ができていた。」と批評を頂いたことが嬉しかった。試行錯誤しながら自作のモデル教材を作った甲斐があった。
この単元が終わったときに、生徒が 少しでも天体に興味を持ってくれて、受験勉強の疲れを癒すために外の空気を吸いながら、夜の星座を眺める機会が増えてくれ ればいいなと思う。そして自然の美しさに感動できる気持ちを持ち続けてくれればいいなと思う。
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