九州一周駅伝
高松宮賜杯第54回西日本各県対抗九州一周駅伝が行われている。長崎から福岡まで10日間、72区間1056.7kmで争われる。今日はその最終10日目だ。
昨年まで、宮崎県が24連覇を成し遂げてきたが、今年はちょっと違うようだ。
福岡県が初日から7日連続日間首位を続け、ライバル宮崎県(累計2位)に36分50秒の差をつけている。
ずっと、宗兄弟や西政幸、高尾憲司、小島忠幸、佐藤智之選手など旭化成の選手層の厚さで断然強かった宮崎県が、今年はそう強さが感じられない。かわりに福岡県は、バイ、ワンジル選手などの外国人勢や小畑昌之、有隅剛志、三津谷祐選手など充実している。
25年ぶりの優勝に向けて今、小倉~福岡間を一生懸命走っている。
私は、小学校の頃は、マラソンが得意な方だった(4年生の時に学年男子約100人中3位になったことがある)。今ではどちらかというと短距離の方が好き。この九州一周駅伝は、私が、県内でも駅伝が強い高校出身ということもあり、興味があって毎年よく新聞記事を見ていた。「また、宮崎にやられたか。」という言葉がよく出ていた。
当然、母校出身の選手も出ている。それから過去の区間記録として、昔の教え子のお父さんの名前がHPに載っている。そんな風で、今年も興味を持って見ている。
今日の最終10日目は、午前9時に北九州市小倉北区の西日本新聞北九州支社前をスタート、福岡市中央区の西日本新聞本社前まで7区間98.1キロで争う。途中、八木山峠越えの苦しい区間もある。でも、福岡県は1区 前田 和浩、2区 バイ、3区 小畑 昌之、4区 ワンジル、5区 阿部 信彦、6区 有隅 剛志、7区 三津谷 祐と素晴らしい選手を揃えてきた。
「頑張れ!福岡」
ぜひ25年ぶりの優勝を持って帰ってきてもらいたい。
追記
福岡が、2位宮崎に累計で34分49秒の差をつけ、25年ぶり20度目の優勝を果たしました。
最終日、福岡は2区のバイ選手がリタイアするトラブルに見舞われ、首位を行く宮崎に10分以上の大差をつけられました。しかし、4区のワンジル、6区の有隅剛志、7区の三津谷祐の各選手が区間新の走りを見せて、日間順位で2位、タイムで2分差にまで追い上げ、優勝を決めてくれました。7区のうち3人も区間新を出すなんて、挽回しようとする意志の強さが感じられます。バイ選手も今まで活躍してくれて、優勝の立役者の一人です。
とにかくよかった。「優勝!福岡。おめでとう。」
| 固定リンク
コメント