1リットルの涙
「1リットルの涙」というテレビドラマを観ている。
これは110万人が涙した、ひとりの少女が生きた軌跡を綴った感動のベストセラー「1リットルの涙」を初ドラマ化したものである。 ごく普通の明るくにぎやかな家族に起こったひとつの出来事…。難病を発病し、障害を背負いながらも壮絶に生き抜いた長女のストーリーを軸として、彼女を支えながら共に泣き、共に笑いながら過ごした、家族や恋人、友人たちの愛に溢れた日々を明るく描く感動のヒューマンドラマである。
このテレビドラマで、私は初めて「脊髄小脳変性症」という病気を知った。次第に体が動かなくなる病気、現代医学でも完治させられない病気ということだ。少女は、一日一日生きることの重さ、大切さを感じながら、勇気を持って精一杯生きることを誓う。
第5話では、母(潮香:薬師丸ひろ子)が妹(亜湖:成海璃子)や弟らにやっと、姉(亜也:沢尻エリカ)の病気のことを話す場面がある。亜湖が「治るよね。」と聞いたときに、潮香と父(瑞生:陣内孝則)が言葉に詰まります。そのとき、亜也が「治らないの。」と答えます。その時の言葉、家族の表情に胸にジーンと来るものがありました。
このテレビドラマを見て、どんな状況でも毎日を精一杯生きることの大切さを学ぶことができます。テレビドラマに感動して、自分の生き方を見つめ直すことができる。私にとって「1リットルの涙」はそういう影響力の大きいテレビドラマになりそうです。
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