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2006/03/21

WBC日本優勝

WBC(ワールド・ベースボール・クラッシック)で日本が初代優勝チームになった。

予選からずっと新聞、テレビで気にしていたのだが、手術の日の3月16日、下剤を飲みながら2次リーグ予選の韓国戦をテレビ観戦していた。木曜日で当然学校がある日で、公立学校の教師で、初めから最後までテレビで観戦できたのは、私の他にそう多くはいないと思う。
ただ、この試合は1対2で惜敗してしまう。最後のバッターとなった多村の三振を見届けてから診察室へ向かった。あーあという思いは、これで優勝の夢は終わったなという落胆の気持ちだった。
ところが、次の日メキシコがアメリカに勝ち、わずかな失点率の差で日本が準決勝に進出することになった。奇蹟だった。
奇蹟を起こしたチーム、どん底からはい上がったチームは強い。準決勝に進んだ時点で何かやってくれそうな予感がした。
チームがより結束し、気持ちが一つになり、準決勝では6対0で韓国に快勝した。
決勝はキューバだったが、初回に4点を入れ、優勢に試合を進めた。8回に1点差まで迫られ冷や冷やしたが、結局10対6で勝った。

WBCnipponyuushou日本優勝!おめでとう。
日本国民がこれほどWBCに注目し、優勝を願い、選手と同じ気持ちで心を一つにしたことは素晴らしいと思う。感動をくれた日本を誇りに思う。
心を一つにすること、愛国心を危惧する考えの人もいるが、自国を誇りに思い、愛し、日本人を強く意識することは、逆に他の国のことも考え、大切にすることにつながってくると思う。(愛国心が自分の国だけ良ければ、他の国はどうでもいいという偏った考えにならないようにしなければ)
トリノオリンピックもWBCもスポーツの国際試合は、そんなことも考えさせてくれる機会を与えてくれた。

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コメント

こんばんは。
昨日は本当に興奮しました!
午前中は部活動をしていたんですが
途中からWBCが気になって気になって(笑)
きっと生徒たちも同じ気持ちだったと思います。
練習を終えて職員室のテレビをつけるとなんとリードしているではないですか!
車に乗り込み帰宅の道中もTV観戦。
帰宅して、食事も忘れてゲームセットまで応援しました。
優勝が決まった瞬間は本当に鳥肌が立つくらい感動しました。
やっぱり、ひたむきに努力を積み重ねて
ユニフォームを泥だらけにして勝利をつかむ感覚
勤務校の野球部員にも味わわせてやりたいですね!

投稿: いお☆ | 2006/03/22 20:53

いお☆さん。

本当にWBC日本世界一には感動しました。
王監督も選手時代は努力の人。
イチローも努力の人。
他の選手もみんなそうですよね。
一人一人の努力の積み重ねが、チームとして素晴らしい結果をもたらしたのだと思います。
そんなに努力しないでも物は手に入る時代の生徒に、努力しなければ掴めないものもあることを実感してもらいたいものです。

投稿: みっつー | 2006/03/22 23:08

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