宗像大社神宝館
宗像大社の神宝館(しんぽうかん)に見学に行きました。
宗像大社は、天照大神の 三女神(田心姫神・タゴリヒメカミ、湍津姫神・タギツヒ メカミ、市杵島姫神・イチキシマヒメカミ)をおまつりしている神社であり、沖ノ島(沖津宮)、大島(中津宮)及び田島(辺津宮)の三宮を総称して宗像大社というそうです。
沖ノ島は九州沿岸から約60km離れ、九州と朝鮮半島を結ぶ玄界灘の中程に位置し、古来より大陸と海上交通の要衝で、国家的な祭祀が行われていました。
学術調査により、今までに12万点以上の国宝・重要文化財となる祭祀神宝が出土しまし、中国や朝鮮半島の工芸品も見られたことから「海の正倉院」とも呼ばれています。
島全体が世界遺産に匹敵する歴史的意義をもっています。
その出土品が他の貴重な社宝とともに宗像大社の神宝館に収められています。
その神宝には目を見張るものがありました。金製指輪(全国で4~5個くらいしか出土してないそうです)や銅鏡など、すごいと思うものばかりでした。
ちょうど入館した時には40名ほどの学術者達?の見学も行われていました。展示は3階まであり、太宰府の九州国立博物館にもここから借り出されて一時展示されていました。金印だけでなく、このようなものももっと歴史の教科書に載せていいのではと思います。それとも神話伝説が強すぎて、載せられないのかな?
「沖ノ島を世界遺産に」という話があり、この神宝館を見学したら、その話も十分頷けます。
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