県同教大会参加
今日は田川市の各会場で分科会がありました。
私は面白そうだなと思って、「企業とのネットワーク」という分科会に足を運びました。
「コクヨ」と「NTTドコモ」が社会貢献という立場 で商品開発して、誰でもが便利に使えるものや子どもの安全を考えたものなどの発表を聞きました。
今まで「ユニバーサルデザイン」と「バリアフリー」を区 別してなかなか説明できませんでしたが、この分科会ではっきりしました。
「ユニバーサルデザイン」=文化・言語の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計(デザイン)をいう。
日常のものでは、缶酎ハイのリングプルの横に書かれた点字やシャンプー、リンスの識別凹凸などがあります。
「バリアフリー」=障害者を含む高齢者等の社会生活弱者が社会生活に参加する上で生活の支障となる物理的な障害や精神的な障壁を取り除くための施策、もしくは具体的に障害を取り除いた状態をいう。「コクヨ」は、カド消しや力のあまりいらないステープラー、すぐはずせる超強力マグネット、目盛りが見や すい定規、指先に針が触れにくい押しピ ンなどが展示してありました。
「NTTドコモ」は、子どもの居場所がわかり、緊急メールを送ってくれるキッズ携帯の説明などがありました。
県同教大会も部落の歴史や地域・学校の取り組みだけでなく、企業とのネットワークという切り口から人権・同和教育を考えるという分科会を設けたことは素晴らしいと思いました。
「コクヨ」のユニバーサル商品詰め合わせセット(1000円)を思わず買っちゃいました。
もっと弱者の生活に目を向け、みんなで障壁を解決していくために美術や技術の教科でもユニバーサルデザインのものを考えて形にしていく 授業が行われればいいと思います。
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