メダカのえさやり
2年生の「動物の種類と生活」の単元で、血流の観察があります。
血流の観察を生徒にさせるために、ヒメダカを30匹買ってきました。
こういう田舎ならちょっと小川を覗いてみれば、メダカは泳いでいると思うけど、探す時間がないためホームセンターの熱帯魚コーナーで買ってきました。
私の小学生の頃は、小川にたくさんのメダカ(クロメダカ)が泳いでいましたが、今ではほとんど見ることがなくなりました。
川で魚を捕っても、フナやハヤやコイなどは喜んでバケツに入れていましたが、メダカはどこにでもいて、すぐ捕まるので価値がなく、すぐに川に戻していました。
それが今では、レッドデータブックに載るくらいですから世の中環境が大きく変わったものです。
買ってきたヒメダカはクロメダカに比べて弱りやすいので、観察には不向きなんですが、今、丸底水槽に入れて出番を待っています。
そんな中、2年生の女子数名が「先生、メダカにえさやりよると?」と聞いてきたので、「あー、やりよるよ。朝、昼、晩って少しずつ。」と答えたら、「昼休みにえさやっていい?」というので、「いいよ。」と答えておいた。
給食が済んで、もう忘れているだろうと思っていたが、きちんとその数名で理科室にやって来た。
そして少しずつえさやりをしてもらった。
「おー、食べよる。食べよる。」静かにじっと観察している。
愛着持ってメダカに接してくれると、授業の時も大切に傷つけないで、血流の観察をしてくれるかなと思う。
| 固定リンク
コメント