区人権・同和教育実践交流会で実践発表
今日、区の人権・同和教育実践交流会がありました。
第2分科会の「人間関係づくり」で、「A君を考えた学級づくり」という題で発表しました。
年末に実践発表をするようにお願いされ、最初はあまり考えないで了承していましたが、当日が近づくとレポート作成や資料の準備など、否応がなしに緊張感が高まりました。
区内の中学校10校と小学校22校から出張で来られた約70名の先生方の前で発表したわけですから大変でした。
内容はA君という非言語性LDの生徒をからかいやいじめから守り、みんなで理解し、A君に限らず生徒一人ひとりが輝く学級づくりに取り組んだことを発表しました。
交流会の中で小学校の先生も中学校の先生も学級の中で一人も疎外感を持つ生徒がないように学級づくりをしていくのに苦労していることがわかりました。
そしていろいろな先生から学級づくりのヒントをいただきました。
「教師だけがいじめを撲滅できる」
この言葉にも感銘を受けました。
そのためには、信頼というキーワードのもと、①教師と子どもの信頼、②子どもと子どもの信頼、③教師と家庭の信頼、④教師と教師の信頼が必要だということ。
医者は、目で診る(目診)、手で診る(触診)、聞いて診る(問診)、カルテを作るが、教師は、目で見ることはする、スキンシップはする、学校生活アンケートを採ったりするが、なかなか小中交流(連携)をして、その子の指導のデータを交流したりはできていない。
それがこれから大事だということも学びました。
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