ふくおかブッセ
お菓子の老舗、五十二萬石如水庵の代表取締役の森恍次郎さんから講話を聞く機会があった。
五十二萬石如水庵は、お菓子屋としては日本でも4番目に古い歴史を持っています。
材料にこだわり、見た目も綺麗なお菓子を作っています。
講演を聞くにあたって、一つのお菓子を手渡されました。今ではみんなよく知っているブッセケーキというお菓子ですが、ブッセのスポンジを焼く際には、乳化 油脂が不可欠と言われています。
しかし、乳化油脂を使うと口どけが悪くなり味も損なわれます。
如水庵は、8年かけて乳化油脂を使わない口どけのよいブッセを開発したそうです。
そして、2006年度モンドセレクション金賞受賞、iTQi(国際味覚・品質審査会)で優秀味覚賞を受賞しています。
なるほど食べてみると卵と小麦粉の本来の味と、ふわっとほどけていくような口どけが味わえます。本当においしいブッセでした。
森さんは、お菓子は平和の文化、家庭の平和と世界の平和のため、お菓子作りに尽力していると言います。
平和という目標を持って、何もないところからお菓子を考えてつくり出す。
教育に置き換えるなら、子どもの幸福、人類の幸福のために教育指導をする。ということになります。
教育は今までの人類の英知の積み重ねがあるからいい。お菓子作りは生み出さないといけない。
ただ教育は子どもに教えるためにいろいろと教えるアイディアは生み出さないといけないと思う。そこは同じかなと思う。
お菓子作りのために、本当においしいお菓子作りのために、水、塩、卵、大豆などの原材料にこだわって作っているということだった。
他にも七夕期間限定の 和菓子なんて、涼しそうで綺麗。食べるのがもったいないような感じです。
もなか黒田五十二萬石や筑紫もちはよく知っていたけど、ぶどう大福やいよかん大福もあって、興味をそそります。
たまには和菓子も食べてみたいと思 います。
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