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2007/08/30

奥津城に移骨

今日の午前中に、父が建てた奥津城に私の妹の骨を移骨した。

Img_5658b奥津城(おくつき)とは、神道式の上代の墓のことで、墓石に刻まれる文字である。
私の妹は、私の3歳下で生まれて、1歳の誕生日を迎えないまま他界した。
私も幼いときだったから、妹の存在がいつどこで途切れたのか記憶にない。
家に仏壇はあったが、両親は妹の写真などは一切残していない。
亡くなってからずっと地元のお寺に納骨していたが、今度父が建てた奥津城に骨を移すことになった。
Img_5660Img_5659b神主さんに来ていただいて、私も今日初めて見る真新しい奥津城に骨を移す儀式を行った。
日常生活から離れて、こういう経験をするとその時だけなのかも知れないが、神聖な気持ちになる。
上代の墓のつもりで建てているので、我が家は亡くなったらここに眠ることになる。
また、これからこの墓を守っていくことも使命となる。

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