日本女子バレーに五輪切符
9日間の北京五輪世界最終予選で、日本女子バレーが北京五輪の切符を手にした。
全勝で迎えた最終戦でセルビアと対戦した。
最初に1,2セットは調子よく取ったが、3,4セットに取り返され、試合は最終セットにもつれ込んだ。
リードされる展開でよく追いつき、デュースになったが、17-19で力尽きた。
この結果、6勝1敗で3チームが並んだが、得点率のわずかな差で、1位ポーランド、2位セルビア、3位日本となった。
日本は3位以内に入り、北京五輪の切符を手にした。
それにしても大会をずっと観戦していて、日本は北京オリンピックでメダルを取る可能性があるくらいに進化したと思う。
サーブカットの確実性と、相手レシーブをサーブで崩してチャンスボールを高速コンビネーションで攻撃に変えれば、日本のバレーが完成するだろう。
北京オリンピックが楽しみになってきた。
それにしても五輪切符のあと1つは、カザフスタンに渡った。
私はドミニカ共和国だろうと思っていたが、今日になって国際バレーボール協会から、大会規約を「全体の上位3チームと、これを除いたアジア最上位チームが五輪出場権を獲得する」に変更するとの通達が日本協会に届いたという。
これにより、2勝5敗で5位のカザフスタンに五輪切符が転がり込んだ。
4勝3敗で4位のドミニカ共和国にとっては、悪夢としか言いようがない。
ドミニカ共和国は、今大会で上位3チームにしか負けていない。
実力から五輪切符は、ドミニカ共和国のはずだ。
本当にかわいそうだ。
カザフスタンは韓国とタイに勝った2勝だから、日本を除けばアジアで次の実力になるだろう。
まあ今大会は、アジア大陸予選も兼ねていたから、アジアから4チーム、他の大陸から4チーム参加してたから、アジア2チーム、他の大陸2チームが五輪出場でもバランスとしてはいいが、大会途中で規約を変えるのは、いかがなものかと思う。
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