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2008/06/14

生き方が変わるオリンピックはすごい

今週、オリンピックに出場した経験のある高校の先生の教育講演を聴く機会がありました。

その高校の先生は、1992年のバルセロナオリンピックに柔道95kg級で出場した甲斐康浩先生です。
バルセロナオリンピック(スペイン)というと、今から16年前、水泳の平泳ぎで、岩崎恭子選手が中学生にして、金メダルを獲得したオリンピックです。
あの時の「今まで生きてきた人生の中で、一番幸せです。」という言葉が印象的です。
他に柔道で、古賀稔彦選手と吉田秀彦選手が金メダルを獲得しています。
日本の金メダルは、この3個だけでした。
柔ちゃんこと田村亮子選手は、初めて出場したオリンピックで残念ながら銀メダルでした。
また、男子バレーボールが6位で、この時以来北京オリンピックまで出場できませんでした。

P1000125甲斐選手は、小学校3年生から柔道を始め、中学、高校と福岡県一、全国一をめざし、その夢(目標)を一つずつ成し遂げ、その結果オリンピックの舞台に立つことができたそうです。
オリンピックでは、7位入賞でしたが、柔道と言えば日本のお家芸であり、メダルを取ることが絶対条件のプレッシャーがありました。
「行きはよいよい、帰りは怖い」
楽しんだ天国のようなオリンピックも日本に帰ってから地獄だったそうです。
オリンピックに行くときの待遇と全然違う、見向きもされない、苦しい経験を味わったそうです。
生き方も、今まで割と順調に進んできて、オリンピックで初めて挫折を味わったそうです。
それからは、「勝ってこそ負けた相手のことを思いやり、謙虚な姿勢を忘れない」ようにしたそうです。
一般人が経験できないオリンピックのことも興味深く話していただきましたが、「何事も素直で礼儀正しく、情熱を持って取り組めば成就する」こと、そして何より「夢(目標)を持って頑張ることの大切さ」を教えてくださいました。
これから、謙虚に一生懸命、仕事やいろいろなことに頑張りたいと思います。
講演を聴いて元気をもらいました。

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