松苗植樹
今日、松苗植樹があった。
1602年、福岡藩主の黒田長政がクロマツを植樹してから約400年になる。
その昔から潮風や砂、津波などの災害をこの松原が守ってくれた。
しかし近年、松原がマツクイムシの被害に遭ったり、下草が茂り、蔓が伸びたりして、日が当たらなくなってしまい、多くのマツが枯れ始めた。
松原にゴミが捨てられ、景観が悪くなった。このままではいけないということで、松原保存会が結成され、後世に美しい松原を残そうとクロマツの植樹を12年前から始めた。
植樹の本数は、今までに枯れてしまったマツの2万本に達した。
今日は総合的な学習の時間で、小中学生が一本一本丁寧に松苗植樹に精を出した。
最後に松苗の側に竹をさして、赤いビニールひもで結ぶ。松苗植樹をきっかけに、自然を愛し、郷土を愛する気持ちを持ってくれたらと思う。
そして、白砂青松の美しい松原を郷土の宝にしてもらいたい。今日は、松苗植樹に地元のテレビ局や県庁からの取材もあった。
この様子は後日、3月になってテレビ番組で放映されることになっている。
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