2006/09/22

ハタケノウマオイ

今日は3年生で、「酸化銅の還元」の実験をしました。

私の注意を聞いていないグループが、火を消す前に石灰水の入った試験管からガラス管を抜くのを忘れて、見事に石灰水が逆流しました。あわててまた火を近づけたものだから、ゴム管が吹き飛び、私の服に酸化銅と炭の混合物が付いてしまいました。

勉強は集中して聞く力が大切だと思います。

Img_3858学校から帰宅しようと車に乗り込んだら、フロントガラスに秋の虫がとまっていました。
自然豊かなところに建つ中学校だと思います。
よくは分かりませんが、写真をもとに後で調べてみると、「ハタケノウマオイ」ではないかと思います。
お客さんを乗せたまま、帰宅の途に。
いつの間にかお客さんは下車していました。
タクシー代1500円くらいじゃない?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006/08/29

昆虫ワールド・カップ

昨夜からの雨で、テニスコートに水たまりができ、今日の部活動は中止になった。
それで北九州市にある「いのちのたび博物館」に娘たちと一緒に行ってきました。

Img_3788この「いのちのたび博物館」は、「スペース・ワールド」のそばにあって、2001年の「北九州博覧祭」で展示会場になって、その後増設して北九州市の自然史、歴史、考古の3つの博物館が一体となり、現在の「いのちのたび博物館」が2002年11月に完成しました。
とても見応えのある博物館で、展示資料も多く、「博物館セカンドスクール」という体験プログラムも計画されています。学校単位で博物館を利用して社会や理科を学べます。
私も好きな博物館の一つで、今まで何度も足を運んでいます。

Img_3786夏休み期間中は、「世界6大陸 昆虫ワールド・カップ」という特別展が開催されていました。
展示会場では、世界のカブトムシやクワガタムシ、コノハムシやナナフシなど びっくりするくらい大きな生きた昆虫を見ることができました。Img_3754_1 
Img_3753中でもチョウやハゴロモの色とりどりの綺麗な羽には、しばらく釘付けになりました。
Img_3761常設展でも北九州にいたと思われる恐竜や動植物の化石、たくさんの種類の動物の剥製、Img_3764Img_3774Img_3773北九州の海岸や森などの地形やそこに暮らす生物を実物標本と模型で再現したコーナーなど見るべきもの満載 です。
下の娘もまだ幼い頃は、恐竜を怖がっていましたが、今日は白亜紀ゾーンで動く恐竜をしっかり見ていました。
↓今から1億3000万年前の北九州のようす(動画)

「kyouryuu.AVI」をダウンロード


Img_3784Img_3763そのほかに歴史を学べるコーナーなどがありました。
娘たちは、館内のクイズとスタンプラリーで楽しんでいました。
また、興味を引く特別展があったら見に来たいと思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006/06/11

ホタル

夕方、ホタルを見に行った。

小さな川の両岸が公園として整備されていて、ホタルの幼虫が食べるカワニナが放流されている。
5月末から6月にかけて毎年、その公園は夕方になるとホタルのほのかな光を見にたくさんの人でいっぱいになる。
Img_3271今年も見事であった。
普通のデジタルカメラではなかなか全景を撮ることはできないが、カメラに記録できなくても十分に楽しめた。

私が小学生の頃は、家からちょっと行った田んぼの用水路からホタルが空に昇っていった。うちわと虫かごを持って、たくさんのホタルを捕ってきて、布団の中でそれを見た。
ところが今ではそんなに手軽に見られなくなった。それだけホタルが貴重な昆虫になったのか。

追記(6/17)
「GUIな時代のぱそ事情」こっちの水は にトラックバックします。

ホタルが乱舞する環境をということで、最近は自治体でホタル公園を建設・整備したり、小中学校で作ったビオトープにホタルの幼虫とカワニナを放流するところがあるようです。
福岡でもビオトープの小川のせせらぎを循環させるポンプの電気を、校舎の屋上に設置した太陽光発電装置で行い、総合的な学習の時間に環境、動植物の生態系、太陽光発電システムなどを学習している中学校があります。最初は魚を放流しても鳥が来て食べてしまったり大変だったようですが、ホタルが舞うところが確認された時は感動だったそうです。

| | コメント (5) | トラックバック (1)

2005/08/07

暑い夏とアブラゼミ

8月に入って天気がよい。天気がよいというだけでなく、ずっと真夏日が続いている。福岡の昨日の最高気温は32.9度、今日は33.5度である。

IMG_0822夕方になっても暑さが残る二階の書斎で仕事をしていたところ、近くでアブラゼミが鳴き出した。どこだろう?結構近いところだぞと思ってカーテンを開けると、北側の窓の網戸 にアブラゼミがつかまって鳴いているのを見つけた。
このアブラゼミの鳴き声が日本の暑い夏を余計に暑くさせる。ヒグラシの鳴き声は、夏の終わりのうら淋しい風情を醸し出すのだが、アブラゼミの鳴き声は夏真っ盛りの時季を思い起こさせる。

IMG_0821このアブラゼミは、日本ではごく普通のどこにでもいる珍しくないセミなのだが、世界的に見るとアブラゼミのように羽全体が色がついていているセミはあまりないそうだ。
油紙のように油が染みた色の羽を持っているからアブラゼミとついたという説と、鳴き声がジー、ジリジリジリ…と、油で揚げものをする音に似ているからという説とがある。
卵 から成虫になるまで5~6年もの間、土の中で過ごし、夕方地上に出て木に登り、羽化する。成虫になってからの寿命は2週間ぐらいと短い。

幼い時から、「アブラゼミ=暑い夏」という図式が頭の中で出来上がってる。
このアブラゼミが鳴き続けている間は、暑い夏なんだろうな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)