ドジョウの血流観察
研究発表会から一週間が経ちました。
研究発表会の日の研究授業は、顕微鏡を使って血液の流れの観察を行いました。
教科書には、メダカを使った血流観察が載っていますが、研究授業ではドジョウを使って血流観察を行いました。ドジョウの方が酸欠に強く、メダカよりも長い時間観察できる利点があるからです。
メダカだと10~15分観察すれば、水に戻したら元気がなく、そのまま死んでしまうことも多かったのですが、ドジョウだと30分くらい観察しても、割と平気で、水に戻した後、元気に泳ぎ回ります。チャック付きビニール袋に、それほど水を入れなくても大丈夫です。
チャック付きビニール袋に水を入れすぎると、顕微鏡のピントがなかなか合わせにくいということがありましたが、これも問題解消です。
顕微鏡観察すると、黒やオレンジの色素は目立ちますが、よく血流は見えます。
400倍くらいに拡大すると、赤血球もよく見えます。
生徒が顕微鏡観察で気づいたのは、
・粒が液体と一緒に流れている。
・粒の色は赤い。
・流れが速い。
・流れの方向が2つある。(反対方向に流れるものがある。)
・血管のせまいところは、粒が形を変えながらゆっくり流れている。
・枝分かれして流れている。(動脈)
・合流して流れている。(静脈)
などです。
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