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2009年12月12日 (土)

母と追いかけた夢への軌跡

今週木曜日に行った道徳授業は好評でした。

週1時間、年間35時間の道徳授業を、毎月行われる学校公開の日に年に1回、公開授業をします。
その公開道徳授業に、フジテレビの「奇跡体験!アンビリバボー」の中で、放映された「母と追いかけた夢への軌跡」という題で、北京オリンピックのシンクロ代表として出場した石黒由美子さんの体験のビデオを使いました。
ただビデオを見せるだけでも中学生にとっては感動的だと思いますが、道徳授業なので、きちんと指導案を考えて書き、学年の教職員で検討し、木曜日の公開道徳授業になりました。

参観した指導主事の先生からも「感動するビデオですね。」「生徒も涙を流していましたね。」と言われました。
後程、校長先生から聞くと、中学生が涙を流すときに、普通は恥ずかしくて顔を背けたり、わざと人に話しかけたりして涙をこらえるそうですが、それがなく、素直にビデオに見入り、涙を流していたそうです。
これは、ある意味すごいことです。
指導主事の先生は、私に「また別の機会で(この道徳授業を)紹介させていただきます。」と言われました。

この石黒由美子さんは、

小学2年生の時、バレエ塾の帰りにお母さんの車に乗り込んだ途端暴走車がぶつかり、顔に540針の大ケガをしてしまいます。
そんな不幸にめげることなく、由美子さんは入院中、元気のない他の患者さんに声をかけたり、一生懸命リハビリに取り組んだりして、入院中に見つけた夢に向かって頑張ります。
その夢とは、シンクロでオリンピックに出ることです。
ケガの後遺症は、思ったよりひどく、顔面マヒ、右目が閉じられない、視力・聴力がもとにもどらない、平衡感覚が取れないなどとてもシンクロができる状態ではありませんでした。
それでも表情を作る筋肉はどこを動かせばよいかとか、視力回復のため遠方凝視を欠かさなかったとか、大変な苦労をしてアテネオリンピック代表選考の候補まで行き着きます。

でも結果は10位で、惜しくも代表9人には選ばれませんでした。
一旦夢をあきらめましたが、お母さんの後押しで、1年半後に夢を再度追いかけます。
そして見事北京オリンピックのシンクロ代表に選ばれ、団体演技で母に泳いで見せることができました。

道徳授業では、由美子さんが一旦夢をあきらめたとき、「あなただったらどうしますか。」という発問をします。
また、再度夢に向かって歩み始めたとき、「どうして再度夢を追いかけようと思ったのか。」という発問をしました。
そして最後に「由美子さんの言葉で印象に残っている言葉は何か。」と聞きます。
由美子さんは最後に、「人生は振り子のようなもので、良いときに振れる方向と悪いときに振れる方向がある。」「悪いことが来ると苦しくつらいけれど、それを頑張って乗り越えれば、楽しい良いことが待っている。」「その苦しみが大きければ大きいほど、楽しいことは大きいと思う。」と言っています。
経験をした人の言葉だからこそ、中学生には心に染みたのではないかと思います。

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コメント

こんばんは。
突然で申し訳ないのですが、
「母と追いかけた夢への軌跡」の動画のデータをコピーしていただけないでしょうかm(_)m

投稿: おっさん | 2018年6月23日 (土) 23時46分

おっさんさん。

ブログ訪問ありがとうございます。
この「母と追いかけた夢への軌跡」ですが、当時もユーチューブからダウンロードして道徳授業に使いました。
素人がダウンロードしてコピーしたので、画質が悪くやっと授業で使えるかというくらいでした。
そのビデオも9年前で、前の学校に置いてきたので、今手元にはありません。
本当に残念ですが、データコピーができない状態なんです。
もし今も、ユーチューブ上にあればいいんですけど、検索してみてください。

これに懲りずに、またブログの訪問をよろしくお願いします。

投稿: みっつー | 2018年6月24日 (日) 18時02分

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