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2012年9月26日 (水)

電子黒板研究授業

電子黒板の研究授業が、我が校でありました。

授業をしたのは、我が校の3年生の理科担当の先生で、生物分野で花粉管の観察でした。
3週間前から、花粉管の伸びる時間が短時間で観察できるというインパチェンスという植物を買ってプランターに植え、生徒昇降口の他の植物のプランターと一緒に置いていました。
また、めしべの柱頭に似せた砂糖入りの寒天培地は、インパチェンスのめしべの柱頭と同じような砂糖8%の寒天培地にして前日から準備しました。
これで、10分~15分あれば、花粉管が伸びる様子が観察されると思います。

実際に私も授業に入って、観察する生徒の手助けをしました。
地区内の情報教育担当の先生たち20数名が授業見学に来ていました。

授業では、電子黒板で花の断面図を映し、1年生の復習をしました。
すぐに実験・観察の説明をし、生徒に一人一つの寒天培地を作ってもらい、インパチェンスの花粉を落とします。
それを顕微鏡で観察します。
インパチェンスの花粉は、楕円に見えます。

そして、受粉という言葉を生徒から出させ、受粉をするとめしべの根元の子房が膨らみ、胚珠が成長して種子になる。
でも受粉をしたのはめしべの先端部分で、めしべの根元の胚珠まで離れているけど、この間はどうしているのか。
と、疑問を生徒に投げかけ、受粉をして花粉はその後どうなるのか予想をさせました。
生徒は、学習プリントの予想スケッチに花粉がどうなるのか絵を描いてもらいます。
机間指導しながら、いくつかの予想スケッチを書画カメラで撮影し、それを生徒が見える適当な大きさにして電子黒板で示します。
その後、顕微鏡で花粉管が伸びている様子を観察します。
うまく伸びた花粉管もあればそうでないものもあるので、よく伸びた花粉管をデジタル顕微鏡に映し出し、生徒全員が見られるようにします。
最後に、デジタル教科書にある花粉管が伸びる様子を動画で電子黒板で見ます。
デジタル教科書には、特殊な薬剤で精細胞の核を染めているので、精細胞の核が移動して胚珠の中に入っていく様子も分かります。

受粉したから種子ができるわけではなく、花粉から花粉管が伸びて胚珠に到達して、初めて受精したことになり、種子が出来上がるということを授業の最後に生徒に教えます。

今日の電子黒板研究授業は、電子黒板だけでなく、書画カメラとデジタル顕微鏡も使って授業を行いました。
またバーチャルな授業ではなく、きちんと生徒に手を動かしての実験・観察をさせたことに大きな意義があると思います。
電子黒板などは、あくまでも実験・観察で手が届かない部分の補助教材として、学習の効果を上げるために使ったというところが良かったのではないかと思います。

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