中学校の校庭には、たくさんの樹木が植えられているため、時々珍しい昆虫や動物を目にすることがあり、事務室で話題になる。
職員室で仕事をしていた時、ふと気がつくと書類の上に小さな昆虫が止まっていた。
小指の爪ほどもない小さな昆虫だったが、その背中の色にすぐに目が釘付けになった。
その昆虫の背中は、綺麗な金色だった。
これほど光り輝く昆虫がいるのかと思うくらい眩かった。
なかなか動くことをせず、しばらくじっとしていたが、やがてもそもそと歩き始めて目を他へ移している間に飛び立ってしまった。
他の人に珍しい昆虫を見つけたと自慢しようと思って、携帯のカメラでその昆虫を1枚だけ撮っておいた。
次の日、事務室で写真を見せながら、こんな昆虫がいたと自慢すると、早速事務補佐の先生が調べてくれた。
その昆虫の名前は、ジンガサハムシ。
私は、小さいけれどカメムシの一種だろうと思っていたが、予想に反して、それはカメムシではなかった。
ジンガサハムシ、確かに背中の模様は陣笠のように見える。
その部分が金色なのだ。
食性は、ヒルガオの葉を食べる。
ヒルガオの葉の裏にいて、小さいのでなかなか見つけにくい。
ヒルガオの葉に小さな穴がたくさん開いていたら、ジンガサハムシが食べた後だと考えていい。
小さくてめったに見られないジンガサハムシを見つけて、しかも金色のボディーで、何かラッキーなことが起こりそうな感じがした。
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